ケーキスタンドの使い方｜結婚祝い食器専門店LDF

元々イギリスの喫茶習慣であったティータイムは、1840年頃に女性向けの社交場として、また当時の19〜21時は観劇やオペラ鑑賞や夜の社交にあてられ、夕食をとるのが21時以降になるため、事前の腹ごしらえとして楽しまれていたのが由来です。現代ではカジュアルな社交場として様々な国で楽しまれており、日本も例外ではありません。美味しいスイーツとお茶、かわいいケーキスタンドで過ごすひとときはとても“楽しい時間”になります。元々はマナーや作法があり、こちらではアフタヌーンティーの基本的な要素を紹介しますが、あくまでも基本と考えて頂き、形式にとらわれず、楽しく優雅なひとときをゆったりと楽しんで下さい。






見た目は豪華で華やかなケーキスタンドですが、ケーキスタンドが使われるようになった理由としては当時、テーブルが小さくたくさんの食器や食べ物を乗せる事が出来ませんでした。そこでたくさん食べ物を乗せられるように食器を積み重ねて使えるケーキスタンドが出来たと言われています。実はテーブルを有効的に使う為の利便性の高いアイテムなのです。最近日本でも流行していますが、利便性の高さも人気の理由の一つなのかも知れません。今回はそのケーキスタンドの基本的な盛りつけ例をご紹介します。

アフタヌーンティーを楽しむ際に欠かせない要素の一つとして、サンドウィッチが挙げられます。当時は、きゅうりを育てることが出来る農園を所有していることが富の象徴とされていました。そのため、貴族の間で流行したアフタヌーンティー時のサンドウィッチは、様々な具材の中でもきゅうりが定番となっていたそうです。 昔ながらのアフタヌーンティーを楽しみたい時には、ティーサンドウィッチの具材にきゅうりをおすすめします。きゅうりだけのサンドウィッチはとてもシンプルなものですが、パンやバター、塩、ビネガーなどの調味料にこだわることで美味しく仕上げられます。
アフタヌーンティーと聞くと、スコーンを思い浮かべる方は多いと思いますが、スコーンを用意する際にはクロテッドクリームとジャムが欠かせません。クロテッドクリームはバターと生クリームの中間くらいのクリームで、スコーンとの相性も良く、濃厚な味わいが特徴です。 クロテッドクリームとジャムを用意したら、半分に切ったスコーンに塗って頂きます。ちなみに最初にクロテッドクリームを塗ってからジャムを塗ることをデボンシャー方式、その逆でジャムを塗った後にクロテッドクリームを塗ることをコーンウォール方式と呼びます。どちらの食べ方でもスコーンの美味しさが味わえるので、お好みの方法でお召し上がり下さい。
ケーキスタンドに料理が乗せられている場合、一番上にデザートが配置されることが多く、タルトやクッキー、カップケーキなどの甘いお菓子が乗せられています。基本的な食べ方としてはサンドウィッチに始まり、スコーン、ケーキという風に食べます。しかしこの順番はあくまでも基本的な食べ方で、先にデザートを食べても問題はないとされています。 アフタヌーンティーで最も大切なことは、自分が楽しむことです。ぜひケーキスタンドも色々な使い方で楽しんで下さい。

本格的なアイテムは沢山ありますが、現代ではあまりこだわらず一つのイベントとして気軽に「アフタヌーンティー」を楽しむことが大切だと思います。ただ、本格的なアフタヌーンティーを楽しみたいという時に重要な３つのポイントをご紹介しておきます。
・２段または３段のケーキスタンドで提供される。
・サンドイッチ、スコーン、ケーキの３種類がある。
・クロテッドクリームが添えられている。
ケーキは甘すぎず（上品な甘さ）、スコーンはしっかりと固めだと、より本格的になります。 あとは、お気に入りのティーカップや紅茶などを用意して、より楽しい時間になるよう自分らしい工夫をして過ごして下さい。

ここまで色々ご紹介しましたが、始めにも書いている通り細かいことにこだわらず「楽しむ」ことがアフタヌーンティーの一番の良いところです。また、季節に合わせてハロウィン風やクリスマス風、和風やキッズパーティー風等テイストを変えて楽しむのもオススメです。